ライター紹介

ラリー遠田

ラリー遠田

1979年生まれ。東京大学文学部卒業。作家・ライター、お笑い評論家として執筆、講演、イベントプロデュースなど多方面で活動。主な著書に『逆襲する山里亮太』(双葉社)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)がある。『ヤングアニマル』(白泉社)に連載中の漫画『イロモンガール』の原作を手がける。

ラリー遠田の投稿記事
タモリ「偽善芸の集大成」/鶴瓶のみぞおちにクリーンヒットさせた妙技…『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』 タモリ「偽善芸の集大成」/鶴瓶のみぞおちにクリーンヒットさせた妙技…『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』
Read More

タモリ「偽善芸の集大成」/鶴瓶のみぞおちにクリーンヒットさせた妙技…『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』

「テレビとは何か」という漠然とした問いについて考えをめぐらせると、頭に浮かぶのが『笑っていいとも! グランドフィナーレ』の一場面だ。生放送でタモリ、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンが出ているところに、とんねるずの2人が乱入。その後、爆笑問題、ナインティナインも加わり、普段は決して交わらない大物芸人同士の共演が話題になった。 あれを見ていたときの自分は、いちテレビ愛好家としてこの上なく興奮も感動もしたのだが、心の片隅でふと「あっ、これはテレビ自体の最終回なんだな」と気付いてしまった。もちろん、報道機関としてのテレビ、気晴らしとしてのテレビは今後も存在し続けるに違いないのだが、ここで言う「テレビ」とはそういう意味ではない。 数千万人規模の一般大衆がそれだけを求め、心を奪われ、酔いしれる。そういう意味での「テレビ」はこれで最後なんだな、というふうに感じたのだ。実際、今年からフジテレビの『27時間テレビ』が生放送ではなく…

コラム バラエティ

タモリ「偽善芸の集大成」/鶴瓶のみぞおちにクリーンヒットさせた妙技…『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』

コラム バラエティ
ビートたけし「俺がやりたいことを先にやっちゃった人だと思ってんだけどね」/「何もできない男」が憧れた芸人…『たけし誕生』 ビートたけし「俺がやりたいことを先にやっちゃった人だと思ってんだけどね」/「何もできない男」が憧れた芸人…『たけし誕生』
Read More

ビートたけし「俺がやりたいことを先にやっちゃった人だと思ってんだけどね」/「何もできない男」が憧れた芸人…『たけし誕生』

ビートたけしは日本で最も有名な芸人のひとりである。しかし、一方で、最も謎めいた部分の多い芸人でもある。そのキャリアの中にはいくつかの不思議な点や矛盾点が存在する。 子供の頃から芸人に憧れたこともなく、大学を中退してブラブラしていた彼が、そもそもなぜ芸人になろうと思ったのか。芸人として売れてからの道のりは順調に見えるのに、どうしてあんなにいろいろなことに手を出すのか。また、フライデー編集部襲撃事件、バイク事故など、ときに突発的な行動を起こしてしまうのはなぜなのか。 その謎を解く鍵は彼の師匠にあった。その人の名は深見千三郎。浅草を拠点に活動していたコメディアンだ。フランス座という浅草のストリップ劇場でエレベーターボーイとして働いていた若き日のたけしは、深見の弟子になった。この師弟関係から「芸人・ビートたけし」が生まれた。9月20日放送の『たけし誕生~オイラの師匠と浅草~』(NHK)では、たけし本人や関係者の証言を交えて、深見とたけし…

コラム バラエティ

ビートたけし「俺がやりたいことを先にやっちゃった人だと思ってんだけどね」/「何もできない男」が憧れた芸人…『たけし誕生』

コラム バラエティ
片岡鶴太郎「ヨガをやるつもりはなかったんですよね」/「ヨガ離婚」の衝撃…キンコン西野、品川祐の先をゆく“プッツン鶴ちゃん”の正体 『ごごナマ』 片岡鶴太郎「ヨガをやるつもりはなかったんですよね」/「ヨガ離婚」の衝撃…キンコン西野、品川祐の先をゆく“プッツン鶴ちゃん”の正体 『ごごナマ』
Read More

片岡鶴太郎「ヨガをやるつもりはなかったんですよね」/「ヨガ離婚」の衝撃…キンコン西野、品川祐の先をゆく“プッツン鶴ちゃん”の正体 『ごごナマ』

私が子供の頃、「ヨガ」にはどこか神秘的なイメージがあった。インドの修行僧がやせ細った姿で蓮華座を組み、瞑想にふける。簡単に言うと『ストリートファイターII』におけるダルシムのイメージだ。極論すれば、ヨガをやっている人は、とにかく体が柔らかくて、手足を伸ばしたり宙に浮いたり火を吹いたりすることだってできるのではないかと思っていた。ある時期までの日本人にとって、「ヨガ」というのはそのぐらい得体の知れないものだったのだ。 だが、その後、ヨガのイメージはガラリと変わった。女性の美容と健康のためにヨガが効果的であるというふうに喧伝され、女性たちがこぞってヨガを始めた。有名な女優やモデルなどでヨガをやっている人も増えていき、街中にはヨガスタジオが乱立。ヨガはすっかりオシャレで健全なものになった。 ところが、そんな時代の針を巻き戻して、ヨガを再び「ダルシム」的なものにしようとしている男がいる。耳馴染みのない「ヨガ離婚」というフレーズで世間に衝…

コラム バラエティ

片岡鶴太郎「ヨガをやるつもりはなかったんですよね」/「ヨガ離婚」の衝撃…キンコン西野、品川祐の先をゆく“プッツン鶴ちゃん”の正体 『ごごナマ』

コラム バラエティ
長嶋一茂「だからまあ、普通にカンニングとかしてた」/本物の二世タレントが持つ“ズレ”という才能…『良かれと思って!』 長嶋一茂「だからまあ、普通にカンニングとかしてた」/本物の二世タレントが持つ“ズレ”という才能…『良かれと思って!』
Read More

長嶋一茂「だからまあ、普通にカンニングとかしてた」/本物の二世タレントが持つ“ズレ”という才能…『良かれと思って!』

二世タレントの供給過多が止まらない。なし崩し的に増殖していった二世タレントたちは、いまやテレビバラエティ界を席巻している。大勢のタレントが集まる雛壇トーク番組では、二世タレントがいないほうが珍しい。 ヒアリのようにC級二世タレントがはびこっているこの惨状には、いち視聴者として責任を感じている。きっと我々の監督が行き届かないところがあったのだろう。関根麻里、岡田結実など、高い能力を備えたA級二世タレントに芸能界への滞在許可を与えている隙に、大量のC級二世タレントの侵入を許してしまった。覆水盆に返らず。今となっては取り返しのつかない大失態である。 ただ、私がここで言いたいのは、能力のある二世は大歓迎、無能な二世はお断り、という単純な二元論ではない。むしろ、時には二世の小器用さが鼻につくことだってある。二世タレントには二世タレントとしての価値や役割というものがある。たとえ無能でも無愛想でも破茶目茶でも、そこに二世タレントらしい面白さが…

コラム バラエティ

長嶋一茂「だからまあ、普通にカンニングとかしてた」/本物の二世タレントが持つ“ズレ”という才能…『良かれと思って!』

コラム バラエティ
斉藤由貴「分かった、フリークスな感じだ」/“不倫騒動”も受け流す魔法使い…『アウト×デラックス』 斉藤由貴「分かった、フリークスな感じだ」/“不倫騒動”も受け流す魔法使い…『アウト×デラックス』
Read More

斉藤由貴「分かった、フリークスな感じだ」/“不倫騒動”も受け流す魔法使い…『アウト×デラックス』

十数年前、一度だけ斉藤由貴に会ったことがある。テレビ制作会社のADだった私は、斉藤のナレーション録りの現場に立ち会っていた。いま思えば貴重な体験だったような気もするのだが、私自身は世代的にも斉藤にそれほど思い入れがなく、あまり印象に残っていないというのが正直なところ。 なんとなく、ずいぶん体が大きくてぽっちゃりしている人だなあと思った記憶はあるのだが、それは当時ふっくらした体型をされていたからだったのか、ひょっとするとちょうど妊娠中だったのかもしれない。ただ、普段は怒りっぽい先輩の男性ディレクターが、斉藤に対しては妙にデレデレとした態度だったことだけははっきりと覚えている。 最近、そんな斉藤が奇跡的な復活を遂げたと評判になっている。ダイエットに成功してかつての美貌を取り戻し、auのCMにも出演。「第二の全盛期」の到来と騒がれている。そのことを改めて実感させられたのが、8月に起こった不倫騒動である。 いざ「不倫」となると“猫も杓子…

コラム バラエティ

斉藤由貴「分かった、フリークスな感じだ」/“不倫騒動”も受け流す魔法使い…『アウト×デラックス』

コラム バラエティ
バカリズム「あなたを悲しませたくないから」/悪意の錬金術師が生み出す“女性の自意識イジり”…『バズリズム』 バカリズム「あなたを悲しませたくないから」/悪意の錬金術師が生み出す“女性の自意識イジり”…『バズリズム』
Read More

バカリズム「あなたを悲しませたくないから」/悪意の錬金術師が生み出す“女性の自意識イジり”…『バズリズム』

お笑いの世界では、一発で大きく当てるタイプの人もいれば、コツコツと着実に実績を積み上げていく人もいる。バカリズムは後者に属する芸人だと言っていいだろう。 ピン芸日本一を決める大会『R-1ぐらんぷり』(カンテレ・フジテレビ系)では何度も決勝に進んでいるが、優勝経験はない。数々のネタ番組に出演しているが、これといった代表的な番組があるわけでもない。ただ何年も面白いネタを作り続けた結果、その才能が世の中に少しずつ認められ、仕事の幅が広がり、今ではMC、脚本家、俳優としてマルチに活躍する唯一無二の存在となった。 そんな彼が、バラエティに出たときに主力の武器としてしばしば用いているのが、「女性の自意識イジり」である。バカリズムの目は、女性の自意識が過剰にあふれる瞬間を決して見逃さない。女性芸能人のSNSに目を光らせ、そこから滲み出る彼女たちの「どう思われたいか」「どう言われたいか」という意図を読み取り、ネチネチと追い込んでいく。この手の「…

コラム ドキュメンタリー

バカリズム「あなたを悲しませたくないから」/悪意の錬金術師が生み出す“女性の自意識イジり”…『バズリズム』

コラム ドキュメンタリー
ナレーション「冷静な分析よりも組織内の人間関係が優先されたのである」/戦争から続く不条理な“日本あるある”…『NHKスペシャル』 ナレーション「冷静な分析よりも組織内の人間関係が優先されたのである」/戦争から続く不条理な“日本あるある”…『NHKスペシャル』
Read More

ナレーション「冷静な分析よりも組織内の人間関係が優先されたのである」/戦争から続く不条理な“日本あるある”…『NHKスペシャル』

8月は戦争の季節である。1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。8月9日には長崎にも投下され、8月15日には終戦を迎えた。この時期、NHKを中心にテレビ各局では戦争関連の番組や企画が多数放送される。それによって、年に一度、私たちは多かれ少なかれ戦争について意識するようになっている。 そんな戦争関連の番組の中でも、特に印象的だったのが8月15日(火)放送の『NHKスペシャル 戦慄の記録インパール』である。第2次世界大戦中の1944年に日本軍が行った「インパール作戦」に関する検証ドキュメント番組だ。 インパール作戦とは、日本軍がビルマから3個師団を繰り出してインドのインパールを攻略しようとした作戦のこと。十分な食料の補給を計算に入れていなかったため、前線への補給が続かず、作戦は失敗に終わった。世界戦史上に残る最低の作戦だったと言われている。 今回のドキュメンタリーでは、取材班が特別な許可を得てインドとミャンマーの国境地帯に潜…

コラム ドキュメンタリー

ナレーション「冷静な分析よりも組織内の人間関係が優先されたのである」/戦争から続く不条理な“日本あるある”…『NHKスペシャル』

コラム ドキュメンタリー
アンタッチャブル柴田「ここの関係性出るぞー」/不倫も離婚も“満点のプレゼン芸”…『良かれと思って!』 アンタッチャブル柴田「ここの関係性出るぞー」/不倫も離婚も“満点のプレゼン芸”…『良かれと思って!』
Read More

アンタッチャブル柴田「ここの関係性出るぞー」/不倫も離婚も“満点のプレゼン芸”…『良かれと思って!』

のっけから古い話で恐縮だが、2004年の『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)で「アンタッチャブル」が優勝したのは衝撃的だった。というのも、それまでの『M-1』は主に関西の芸人によって争われていたからだ。決勝に進めるのもほとんどが関西芸人。それまでに優勝した「中川家」、「ますだおかだ」、「フットボールアワー」もすべて関西勢だった。この時期の『M-1』は、伝統的な関西のしゃべくり漫才の技術が評価される大会だったと言える。 ところが、2004年に優勝した「アンタッチャブル」がこの構図をひっくり返してしまった。非関西勢の山崎弘也と柴田英嗣の演じた漫才は、小手先の技術を超越した力と力のせめぎ合いだった。それぞれ芸人として高い能力を備えた者同士が、全身全霊でぶつかり合い、ボケとツッコミの応酬を繰り広げる。見る者はその怒涛の掛け合いに巻き込まれ、笑うしかない状況に追い込まれる。漫才という枠に収まりきらない個性を持った2人が、漫才という…

コラム バラエティ

アンタッチャブル柴田「ここの関係性出るぞー」/不倫も離婚も“満点のプレゼン芸”…『良かれと思って!』

コラム バラエティ
コロッケ「足でドンって行った瞬間に揺らぎが入る」/ “五木ひろしロボット”へのこだわり…『探検バクモン』 コロッケ「足でドンって行った瞬間に揺らぎが入る」/ “五木ひろしロボット”へのこだわり…『探検バクモン』
Read More

コロッケ「足でドンって行った瞬間に揺らぎが入る」/ “五木ひろしロボット”へのこだわり…『探検バクモン』

ちあきなおみには大変申し訳ないのだが、私は本人を知る前にコロッケのものまねでちあきなおみを認識してしまった。本人のことは今でもよく知らない。美川憲一がコロッケのものまねをきっかけに再ブレークを果たしたときのことをはっきりと覚えているし、『シンデレラ・ハネムーン』は岩崎宏美ではなくコロッケと高橋真麻の持ち歌だと思っている。大変申し訳ないが、そういう世代なのだ。 しかし、これまた申し訳ないのだが、私は幼少期にはコロッケの面白さがよく分かっていなかった。ものまねの元ネタを知らないというのに加えて、極度に理屈っぽいところのある自分にはフィジカルな笑いの楽しみ方が理解できていなかったのだと思う。当時の私のイメージでは、コロッケは「面白い人」というよりも「変な顔をしてみんなを笑わせている人」だった。そして、大人たちが彼の芸を見て狂ったように笑っているのが印象的だった。 コロッケは、そんな80年代後半のものまねブーム以降も、数十年にわたって独…

コラム バラエティ

コロッケ「足でドンって行った瞬間に揺らぎが入る」/ “五木ひろしロボット”へのこだわり…『探検バクモン』

コラム バラエティ
オードリー春日俊彰「なるほどね、私がバカだからね」/「東大受験」という無謀なる挑戦…『得する人損する人』 オードリー春日俊彰「なるほどね、私がバカだからね」/「東大受験」という無謀なる挑戦…『得する人損する人』
Read More

オードリー春日俊彰「なるほどね、私がバカだからね」/「東大受験」という無謀なる挑戦…『得する人損する人』

テレビは東大が大好きだ。東大とか東大生とか東大卒を取り上げるような企画には常に一定の需要があり、ここ最近は特にそれが高まっているようだ。今年4月には東大生チームと挑戦者チームがクイズで対決をする『東大王』(TBS系)という番組まで始まってしまった。「東大生→頭がいい→クイズが得意」といういかにも頭の悪そうな連想からこの手の企画が次々と生まれているわけだが、「日本全国の老若男女」という広すぎる層をターゲットにするテレビというメディアにおいては、東大ブランドの圧倒的な分かりやすさはいまだに強力な武器となっているのだろう。 「あの豊田真由子議員も実は東大出身」というような文脈においても、東大ブランドは有効に機能している。この場合は「東大なのに」というふうに、悪事を引き立たせるための「フリ」として東大が用いられている。良いことがあれば「さすが東大」と言われ、悪いことがあれば「東大なのに」と言われる。どちらにせよ、俗世とは交わらない絶対的…

コラム バラエティ

オードリー春日俊彰「なるほどね、私がバカだからね」/「東大受験」という無謀なる挑戦…『得する人損する人』

コラム バラエティ
ブルゾンちえみ「売れてすぐ」/一発屋にならない“芸人ブランド戦略”…『今夜くらべてみました』 ブルゾンちえみ「売れてすぐ」/一発屋にならない“芸人ブランド戦略”…『今夜くらべてみました』
Read More

ブルゾンちえみ「売れてすぐ」/一発屋にならない“芸人ブランド戦略”…『今夜くらべてみました』

人は「一発屋」の話が大好きだ。新しい芸人がテレビに出てくると、すぐに「コイツもどうせ一発屋になるよ」みたいなことをしたり顔で言いたがるオジさんがいる。そういう人の中には「こんな芸のないヤツが売れるのはけしからん。コイツはどうせ一発屋になるだろう、いや、なるべきだ」などと本気で考えている人もいて、最近ではアキラ100%あたりがこのタイプのオジさんにやり玉にあげられることが多いようだ。彼らは流行りの芸人に上から目線で苦言を呈することで溜飲を下げる。芸人をまるで安倍政権か何かのように、気軽に批判してスッキリするための対象として考えているようなところがある。 そんなわけで、2017年のお笑い界で最も華々しい快進撃を続けているブルゾンちえみに対しても、「これから大丈夫なのか」「一発屋になってしまうのではないのか」などという声がちらほら聞こえてくるようになってきた。ただ、彼女の現状はすでにそういう感じではないんじゃないかな、というのは声を大…

コラム バラエティ

ブルゾンちえみ「売れてすぐ」/一発屋にならない“芸人ブランド戦略”…『今夜くらべてみました』

コラム バラエティ
東野幸治「カクテルタナカの受け口、ズルくないですか」/地上波で一番底意地が悪い番組…『あらびき団夏祭り』 東野幸治「カクテルタナカの受け口、ズルくないですか」/地上波で一番底意地が悪い番組…『あらびき団夏祭り』
Read More

東野幸治「カクテルタナカの受け口、ズルくないですか」/地上波で一番底意地が悪い番組…『あらびき団夏祭り』

「この番組のスタッフ、アタマおかしいやろ!」 あなたもテレビを見ていて、芸人がこんなことを言うのを一度や二度は聞いたことがあるのではないだろうか。出演者が番組スタッフのことを話題に出す、いわゆる「スタッフイジり」は、いまやバラエティ番組では当たり前のように見られる現象だ。 黎明期のテレビは、歌舞伎や演劇の延長線上にある「ショー」の一種だと認識されていたので、出演者がスタッフに言及することはなかった。それは、舞台を成り立たせるルールを壊す無粋な行為だと考えられていた。 しかし、テレビバラエティ文化が成熟してくるにつれて、出演者はしばしばスタッフのことを話題に出すようになってきた。テレビ番組において、出演者はスタッフの演出意図に従って行動している。そこには絶対的な上下関係がある。だからこそ、出演者はあえてスタッフをイジる。それによって、スタッフは出演者と視聴者にとって共通の敵であると認識され、視聴者との心理的な距離が縮まる。 ――い…

コラム バラエティ

東野幸治「カクテルタナカの受け口、ズルくないですか」/地上波で一番底意地が悪い番組…『あらびき団夏祭り』

コラム バラエティ
中川家・礼二「NON STYLEとキングコング見たら疲れるでしょ」/生まれながらの生粋の“おじさん”…『チェンジ3』 中川家・礼二「NON STYLEとキングコング見たら疲れるでしょ」/生まれながらの生粋の“おじさん”…『チェンジ3』
Read More

中川家・礼二「NON STYLEとキングコング見たら疲れるでしょ」/生まれながらの生粋の“おじさん”…『チェンジ3』

テレビに出る芸人たちがどんどん高齢化している、というのはよく言われる話だ。一昔前までは「若手芸人」というと10~20代を指していたが、今では40代でもそう呼ばれることがある。 そんな状況の中で、一周回って画期的な企画となっていたのが、7月6日に放送された『アメトーーク!』の「オジさんたち」である。博多華丸(博多華丸・大吉)、飯尾和樹(ずん)、カンニング竹山など、40代の芸人たちが集まって切実な「おじさんあるある」を披露し合うという内容。おじさんになれば体の節々が痛くなるし、視力も落ちてくるし、考え方も保守的になる。芸人たちが自らの老いと向き合い、それを何とか笑い飛ばそうとする姿が印象的だった。 その出演者の中に「中川家」の礼二を見つけて、ふと思ったことがある。この人は昔からおじさんだったのではないか。番組内でそれぞれの若い頃の映像が流される場面があった。そこで昔の礼二の姿には若さが感じられなかったのだ。そういえばリアルタイムで見…

コラム バラエティ

中川家・礼二「NON STYLEとキングコング見たら疲れるでしょ」/生まれながらの生粋の“おじさん”…『チェンジ3』

コラム バラエティ
南原清隆「また結婚したの!?」/ノリノリ紀香と結婚・離婚…陣内智則の“鈍感力” 『ヒルナンデス!』 南原清隆「また結婚したの!?」/ノリノリ紀香と結婚・離婚…陣内智則の“鈍感力” 『ヒルナンデス!』
Read More

南原清隆「また結婚したの!?」/ノリノリ紀香と結婚・離婚…陣内智則の“鈍感力” 『ヒルナンデス!』

少し前に『AKB48選抜総選挙』の舞台上で結婚発表をした須藤凜々花が世間を騒がせたことがあった。OBの大島優子がこの発言に憤り、帽子に記された「FUCK」の文字を示すと、須藤は報道陣の前に「DAMN」と書かれたTシャツ姿で現れた。『フリースタイルダンジョン』でもなかなか見られない、アイドル同士のヒップホップなディスり合いはさまざまな憶測を呼んだ。 その後もノリに乗っている女性たちの暴走は止まらない。「このハゲ!」という秘書への暴言・暴行疑惑で一気にスターダムを駆け上がっていった「まゆゆ」こと豊田真由子議員、応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」というスケールの大きい失言芸を見せてくれた「ともちん」こと稲田朋美防衛相など、レペゼンニッポンの女性政治家たちもアイドルに負けないくらいドープでイルなリリックを紡いでいる。 芸能界でそんな「ノリノリ系女性タレント」の元祖とも言えるのが藤原紀香である。何しろ、現在も…

コラム バラエティ

南原清隆「また結婚したの!?」/ノリノリ紀香と結婚・離婚…陣内智則の“鈍感力” 『ヒルナンデス!』

コラム バラエティ
藤井聡太四段「具体的に憧れの先生がいるというわけではないです」/将棋界を救う「神の一手」としての存在…『クローズアップ現代+』 藤井聡太四段「具体的に憧れの先生がいるというわけではないです」/将棋界を救う「神の一手」としての存在…『クローズアップ現代+』
Read More

藤井聡太四段「具体的に憧れの先生がいるというわけではないです」/将棋界を救う「神の一手」としての存在…『クローズアップ現代+』

将棋に詳しくない人にはあまりピンとこない話かもしれないが、将棋界は独特の秩序で成り立っている。将棋にかかわるすべてを取り仕切っているのは、公益社団法人である「日本将棋連盟」。その役員の大半は原則としてプロ棋士である。普段は将棋を指している棋士自身が、政策の立案や決定、棋戦や各種イベントの運営を行っているのだ。 いわば、スポーツ選手自身がプロスポーツ団体の経営や事務を務めているようなものだ。普通ならば、そんなことが成り立たないのは容易に想像がつくだろう。将棋界がこれまでその仕組みで回ってきたのは、それでもやっていけるくらい牧歌的で平和な世界だったからだ。 ところが、そんな将棋界に激震が走ったのが、昨年起こったプロ棋士による将棋ソフト不正使用疑惑だった。このトラブルへの対応が後手に回り、事態の収拾に時間がかかったことなどから、将棋界が潜在的に抱えていた欠陥が明るみに出てしまった。 さらに、昨今の将棋界では、棋士たちは「コンピュータ将…

コラム バラエティ

藤井聡太四段「具体的に憧れの先生がいるというわけではないです」/将棋界を救う「神の一手」としての存在…『クローズアップ現代+』

コラム バラエティ
品川祐「みんなのそれぞれの欠点を集めたのが俺だから」/“嫌われ芸人”が彷徨う地獄…『金曜★ロンドンハーツ』 品川祐「みんなのそれぞれの欠点を集めたのが俺だから」/“嫌われ芸人”が彷徨う地獄…『金曜★ロンドンハーツ』
Read More

品川祐「みんなのそれぞれの欠点を集めたのが俺だから」/“嫌われ芸人”が彷徨う地獄…『金曜★ロンドンハーツ』

近年、日本の芸能界では、薬物汚染が深刻な問題になっている。年に何度かは芸能人や元芸能人や業界関係者が違法薬物の所持などで逮捕され、世間を騒がせている。 薬物には合法のものと非合法のものがある。非合法のものの中には、人生を棒に振ってしまう事態になりかねないほど依存性が強いものも多い。そんな中で、合法ではあるが覚せい剤並みの依存性を持っている危険なドラッグがお笑い界に密かに蔓延している。それは「嫌われキャラ」というドラッグである。 本来、テレビに出るタレントの大半は、有名になりたい、金持ちになりたい、人から好かれたい、といった純粋な欲望を原動力にして芸能活動を続けている。誰もができるだけ多くの人に好かれたいし、愛されたい。そして、芸能の世界でひと山当てることができれば、その望みは叶えられる。 ところが、タレントの中にはごく稀に「嫌われ者」が生まれてしまう。不思議なことに、テレビに出れば出るほど、しゃべればしゃべるほど、彼らはより多く…

コラム バラエティ

品川祐「みんなのそれぞれの欠点を集めたのが俺だから」/“嫌われ芸人”が彷徨う地獄…『金曜★ロンドンハーツ』

コラム バラエティ

ページTOP

ページTOP